２日目の最初は，二本松和紙伝承館にて，ランプシェードを作りました。平安中期から受け継がれている上川崎和紙をアレンジして，美しく祭りを彩るランプシェードになるよう制作しました。

　午後は，「須賀川市本町屋台再建プロジェクト」について，須賀川市文化振興課学芸員の宮澤さんや，本町歌舞伎屋台保存会・会長の近藤さんと学習会をしました。文化財を次の世代に残そうとする人々の熱意を感じることで，祭りを続ける価値を見いだせたと思います。

　２日目の最後には，絵のぼり専業工房の「吉野家」を見学しました。1836年以来，6代に渡って受け継いできた伝統と，後継者が決まっていないという話から，伝統を受け継ぐ難しさと向き合いました。