6年 スマイル__

「上越まつり」を学ぶ



 6月16日(金)に,大杉屋惣兵衛お馬出し店の宮越紀祢子さんにご来校いただき,上越まつりの「高田祇園祭」について,お話をしていただきました。



 「祇園祭」が亡くなった多くの霊を慰めるために始まったこと,高田と直江津をつなぐ「御旅所祭礼」は,神輿に乗った神様が直江津に戻るときに笛や太鼓の演奏,花火などで盛り上げて迎えることを教えていただきました。「祭り」というと屋台や花火など,華やかな部分に焦点が当たりますが,本来の祭りの意味を知ることで,また新しい見方ができそうです。



 また,祭りを知っている方や祭りにかかわる芸能の技術をもっている方の高齢化が進み,祭りの伝統をつなぐことの難しさがあることも,宮越さんのお話から分かりました。「上越まつりを守りたい。」「若い世代が技術を受け継がないと途絶えてしまう。」といった考えが,子供たちの間で挙がりました。祭りと自分のかかわりについて,考え始めています。