6年 きぼう__

3回目のパン作り「幸せいっぱい きぼうパン」



 3回目のパン作りでは,「分量を変える」「発酵を変える」「焼き方を変える」の3つの視点でチームを作り,それぞれ比べたいことを考えながらパン作りに取り組みました。



 それぞれの班で,「比べたいこと」を明らかにし,他の条件を揃え,入れる分量や方法に気を付けながらパン作りに取り組みました。「砂糖を入れないと発酵が全く進まない」「発酵回数や発酵時間を増やすとよりふわふわ感が増す」「常温発酵よりオーブン発酵の方がもっちり感があった」「電子レンジだと発酵時間が短く済み,よりふわっとした」など,違いを比べたからこそ,新たに見えてきたことがたくさんありました。



「イースト菌のはたらきと発酵についてもっと知りたい」「発酵の進み方次第で,食感に影響があるのではないか」材料の分量比や発酵方法を変えたことで,「イースト菌と発酵」について新たな疑問が湧いてきました。
 また,「使う材料そのものを変えても食感は変わるかもしれない」という意見の中で,「米粉」に着目する視点を出てきました。「人に食べてもらうための究極のきぼうパン」の実現に向けて,多面的に「パン」を捉え直す姿に感心しました。


2022年10月19日