今年度のたいよう学年の探究の学習は，当たり前を疑うところからスタートを切り，みんなで話し合いを繰り返し，様々な活動に取り組んできました。
　そういった学びの過程をふまえ，今回の宿泊体験学習の基本理念は，「一晩を電気を使わずに過ごす＋限られた水と燃料で過ごす」です。
　一日目の午前中（前半）は，竹灯篭作りに挑みました。

　竹を材料とした灯篭を明かりとして利用し，闇を照らせるようにします。
　竹は，硬くて丈夫な素材であるという利点がある一方で，加工が大変です。灯った明かりが夜に周囲を照らしてくれるよう，安全に気を付けながら，いくつも穴を開けました。明かりを得るために，根気よく労働しなければならないことを身をもって知りました。　

　一人の力では大変な作業は，仲間と協力して取り組みました。
　竹灯籠は，辺りが暗くなったらグラウンドに並べて，竹灯篭アートとしても用います。それをみんなで校舎から眺めて，幻想的な世界を味わう計画です。
　仲間と力を合わせて作った灯篭で，今夜はどんな明かりが灯るのでしょうか・・・！？