探究の時間に、「普段、どんなところで遊んでいるの？」と尋ねると、いろいろな公園の名前が上がりました。
　子どもたちは、校区地図を眺めながら、先日出かけた三重櫓の場所を確かめたり、普段よく出かけるふわふわドームがある公園の場所を確かめたりする中で、すべてが「高田城址公園」内にあることに気付くとともに、学区の三分の一近くを高田城址公園が占めていることに気付きました。

　「高田城址公園が学区の中心にあるっていう事実が宝じゃない？」という声に子供は共感を示し、「もっと、もっと宝を見つけようよ」「見つけた宝をたくさんの人に教えてあげようよ」「本で調べたことではなくて、自分たちで確かめたり、感じたりしたことを伝えようよ」と、やりたいことがどんどん膨らんできました。
　「実際に行って、宝を見つけてこよう」という思いを叶えるべく、みんなで公園に出かけることになりました。

　「ふわふわドームは一人で飛ぶより、何人かで飛んだほうがよくはねるよ」「タワーのてっぺんは、風がとっても気持ちがいいよ」「暑い日は、柱に頬をくっつけたら冷たくてとても気持ちがいいんだよ」など、子供ならではのおすすめお宝情報が出てきました。
　自分達しか知らない情報を、どんどん伝えたいという思いが膨らんでいるところです。