中ノ俣集落の人たちが，昔から大切にしてきたという中ノ俣川。その川に実際に入り，自然の水に肌で触れてきました。川遊びを楽しみにしていた子供たち。網や箱眼鏡を持って，どんどん川に入りました。

　冷たい水にもすぐに慣れたようで，ゆらゆら浮かんだり泳いだりして，全身で川を楽しんでいました。川に住む生き物探しにも熱中しました。青田川にはいなかった生き物を見付けたことで，川による環境の違いにも興味をもったようです。

　川から上がった後は，捕まえた生き物を観察したり，青田川と中ノ俣川の水の透明度を比較したりしました。中ノ俣川のきれいな水が，人を生かし，農作物や生き物を育てているということを実感したようでした。中ノ俣川がもたらす「水の恵み」に触れた貴重な経験となりました。