2年 にじ__

にじっこおやさいパーク!活動スタート!



 今年度の探究がスタートしました。「自分たちの畑にたくさんの人が来てほしい」「野菜を作りたい」「作った野菜を食べてほしい」「来てくれた人がにこにこになってほしい」…子供たちの様々の願いから始まった「にじっ子おやさいパーク」。
 今週は引き続き,パークの整備をしました。先週,畑を訪れた際,「雑草が多いこと,土が固いこと,今のままでは野菜は植えられないこと」に気付いた子供たちです。どうすればよいか話し合う中で,雑草を抜くことの意味やスコップで土を掘る必要性について,伝え合いました。実際に活動が始まると,子供たちは,熱中した様子で最後まで頑張りました。



 堆肥まきに挑戦!校地内に残っていた堆肥を,協力して一輪車で運び,スコップでならすという作業を繰り返し行いました。気付けば,子供たちは自分たちで声を掛けて分担をつくり,「一輪車で堆肥を運ぶ係」「堆肥を広げる係」「畑の石を拾う係」と分かれながら取り組んでいました。活動をしていく中で,ミミズや幼虫などの虫に出会ったり,水分を含んだやわらかな土や乾いているサラサラの土と触れ合ったりする時間になりました。堆肥をまくことで,土の色が濃くなったことに気付いたり,土を混ぜ合わせることで,少しずつふかふかになってきたり,野菜作りに向けて,一生懸命に取り組んでいる姿がたくさん見られました。



 「どんなおやさいパークにしたい?」をテーマに,イメージマップを作っていきました。「来てくれる人も自分たちも,みんなが笑顔になってほしい」「来たくなるような楽しいパークにしたい」など,子供たちの願いがたくさん挙がりました。
 そして,「たくさんの種類を育てたい」「パークで,みんなで味わいたい」「収穫体験を一緒にしたい」「看板を作ったり,花を植えたり,見る楽しさも味わってほしい」など,具体的にやってみたいイメージも共有しました。今後は,子供たちの理想の実現に向けて,パークにどんな野菜を植えたらよいか,目的を大切にしながら,選ぶ野菜の種類や育てる量を決定していきます。