1年 そら__

ようこそ,ヤギさん,ヒツジさん!



 5月13日に1年生の仲間として,ヒツジさんとヤギさんを迎えました。子供たちは,12日の迎える準備をしている段階から,とても楽しみにしていました。大手町小学校のグラウンドにトラックが入ってくると,子供たちは歓声をあげていました。そして,トラックの中から,子ヒツジ1頭と子ヤギ1頭が出てくると大興奮。「すごくかわいい!」,「思っていたよりも大きい」,「早くさわりたい」など,口々につぶやいていました。中には,「予想以上に大きく(両手の中に入るくらいだと予想していた子もいたようです。)こわいな~」と涙ぐむ子もいました。どの声も子供たちの正直な気持ちだと思います。



 2頭を迎えるために,自分たちにできることを出し合いました。「小屋の中のものを外へ出す」「小屋をきれいにする」「ヒツジさんやヤギさんにあげるプレゼントを作りたい」「小屋に飾りも作ってあげたいな」「どんなえさを食べるのか調べたい」と,一人一人がこれから仲間になるヒツジさんやヤギさんのためにやりたいことをそれぞれ頑張りました。当日の朝も,小屋に飾りをつける,最後の最後まで小屋の中をきれいにする,本を見ながら食べる餌とあげてはいけない餌を画用紙にまとめるなど一生懸命取り組む姿に感心しました。



 スエトシ牧場の藤原さんからは,「みんなの命を同じように,ヒツジやヤギの命を大切にしてほしい」「ヒツジさんやヤギさんの立場に立って関わってほしい」や「名前がまだ決まっていないので子供たちに決めてもらいたい」,「ヤギは干し草や野菜(キャベツ,レタス,白菜,ニンジンなど)を食べるよ」,「ネギやタマネギなどは食べないよ」「たくさん関わるとメエ~となく声も何を言っているか分かるよ」など,たくさんのことを教えてもらいました。その後には,さっそく餌やりをしたり,さわったりして全身で関わっていました。準備の段階,当日の様子から,今後,この2頭を含めた子供たちの関わりがとても楽しみになってきました。