5年 きぼう__

「5年生」がスタート!!



 5年生になって,教室の場所が3階から4階に変わり,一つ学年が上がったきぼう学年の子供たち。「高学年になって緊張しているかな?」と思っていましたが,学年としては,柔らかく明るい雰囲気でスタートすることができています。
 4年生から5年生に進級するにあたり,クラス編成をしたため,クラスメイトの顔ぶれも少し変わっています。「ことば(日本語)」の時間では,友達の好きなことを紹介し合う活動を行いました。笑顔があふれ,楽しい雰囲気で新学年のスタートを切ることができ,担任としても一年間がさらに楽しみになってきました!



 学年目標を決める話合いでは,まず,「5年生とは,どんな学年なのか」について,みんなで考えました。「6年生をサポートする」「1~4年生のお世話をする」「目標に向かい,問題を見つけて乗り越える」など,きぼう学年の子供たちが高学年のイメージをしっかりともっていることが分かりました。
 そのようなイメージを共有する中で見えてきたのが,高学年として必要な力です。
 先輩たちが見せてくれた姿を思い起こし,「自分の意志をもつ力」「努力する力」そして「助け合う力」「本音・本気でやる力」など,理想の5年生になるために必要な力が,だんだん見えてきました。
 とことん話し合うことを通して,学年目標が「仲間と笑顔で,本気!本音で自信をもてるきぼう学年」に決まりました。一年間,この学年目標を掲げて,全員で進んでいきます!!



 5年生の探究でやってみたいことを問い掛けてみると,「毎日食べている米を作ってみたい」「米ができるまでの大変さを知りたい」「今までよく食べてきた海の魚をもっとくわしく知りたい」などが挙がりました。また,学びたいことにかかわって,「身近にあるものの大切さを感じたい」「自然の恵みをしっかりと考えたい」などが挙がりました。
 そのように,子供たちが考えを語る中で見えてきたのは,身近にあるものの大切さに目を向けているということです。特に,子供たちから出た「自然の恵み」という言葉について話が及ぶと,「自然があるから,ぼくたちは生きられる。例えば,川があるから水が飲める。」という言葉が発端となり,「水がなかったら,人間は数日で死んじゃう!」「植物もなくなる!」「食べ物もなくなる!」など,身近にある水に話が及ぶと,その大切さが口々に語られました。
 今年度のきぼう学年の探究は,自然の恵みなどに光をあてながら進んでいくことになりそうです。