6年 かがやき__

助言を活かし,さらによりよいPR動画へ!



 本格的に始まった雁木・町家PR動画制作。旧今井染物屋,旧金津憲太郎桶店,きものの小川,ごぜミュージアム,兎に角,アクセル,高田小町への取材を終え,PR動画編集が始まりました。iPadを手に取ると,慣れた様子で進めていきました。1学期に高田城編を制作した経験が生かされていました。事前に構成で考えていた画像や動画を挿入し,それに合わせた音声や画像効果を取り込んでいきます。さらに,提示順序や見出し,タイトルも工夫しながら,伝えたい魅力が伝わるよう試行錯誤しながら取り組んでいきました。
 



 12月16日(水)には,現段階での各チームの動画を,上越市役所文化振興課の長谷川さん,兎に角の打田さん,アクセルの太田さん,きもののおがわの小川さんに視聴していただき,たくさんの助言をいただくことができました。
 まず,見ていただいた子供たちのPR動画の出来栄えに対して,「すごい!」「よく細かくまとめましたね」とたくさんの褒め言葉をいただきました。「インタビュー場面では,内容の要点を文字として入れると伝わりやすくなる」「写真提示の順番は,実際に訪れた時に見る順番に合わせた方が臨場感が出る」「町家クイズの部屋の名前は表二階ではなく,正しくはザシキ二階の方がいいな」など,子供たちが気付けなかった視点で,たくさんの助言をしていただきました。
 アドバイスをもらった子供たちも,「視聴者の視点に立つことで,見えなかった部分が分かった」「もっと調べないといけないことに気付いた」と早速修正作業に没頭しました。振り返りシートでは,「長谷川さんの町家を大切にしたいという様子が伝わってきた。
 私たちもPR動画をいろいろな人に知ってもらって自分たちも町家を大切にしたい」と述べた子がいました,町家を伝え,守ろうとする方々との出会いから,町家への思いが高まってきた様子が強く感じられました。さらによりよいPR動画にするために,雁木・町家に携わる人と出会い,それぞれの思いに触れることで,雁木・町家の魅力に気付くことができ,考えも深まりました。




2021年01月05日