3年 スマイル__

12月の探究~本町商店街バッグのデザインを考える~



 本町商店街の「よさ」や「魅力」っていったい何なんだろう?これまでの体験やお店の人やお客さんへの取材活動を通して,今の自分たちの思いをデザインに表すことにしました。
 デザインについての話し合いでは,「本町の名物と言ったら,やっぱり絵看板だよ!」「人のやさしさも魅力の一つじゃない?」など,いろいろな視点から「よさ」や「魅力」を捉える姿がありました。



 本町商店街の「よさ」や「魅力」は絵看板であるという考えに至り,そこからデザインを再構成しました。「新作の絵看板かどうか」「お店の種類のバランスはとれているか」「本町商店街で1店舗しかない業種のお店であるか」などの視点から,どの絵看板をデザインに入れるかを検討しました。子供たち自身が,デザインの意味付けを行い,絵看板一つ一つについて深く考えていきました。



 本町商店街バッグのデザインの依頼を受けたのが10月下旬。
 それから約1か月半の間,子供たちはどんなデザインにするか悩みに悩み,検討を重ねながら提案する日を迎えました。デザインに「何を載せるのか」から始まり,「大きさ」「数」など,一つ一つに理由や意味をみんなで話し合いながら,デザインを決めていきました。
 「このバッグを持つ人の視点」「お店の人やお客さん,スマイル学年をつなぐこと」「本町のよさや魅力とは何か」「デザインでみんなが伝えたいこととは何か」など,たくさんの視点から,子供たちが深く考え,つくり出したデザイン。提案を聞いた宮越さんからは,「本町のことをこんなに強い思いをもって考えてくれているのが,とてもうれしい」と,ほめていただきました。


2020年12月21日