5年 たいよう__

「たいようの田んぼ」での栽培開始!



 分散登校期間中に行った田起こしに引き続き,5月20日(水)肥料を土に混ぜ込み,22日(金)に代かきを行いました。代かきの目的は,田んぼの土と水を混ぜほぐすことと,その土を平らにならすこと。ならば土を細かくするには…とみんなで田んぼの中を歩き回ったり,手で泥をこねたりと自分たちでできる方法で代かきを進めました。全身泥だらけになりながらも,一生懸命に,そして泥の感触を楽しんで作業を進めました。



 5月28日(木)には,田植えを行いました。当日はJAの4名の方からご指導をいただきながら,全員が少しずつ苗を植えました。昨年の探究では生き物を扱ったたいようっ子。苗ももちろん命です。苗をかわいがるように,いたわるように,心を込めて植えている姿が印象的でした。



 田植えの後,JAの方に今後の管理について質問する時間がとれました。「田んぼにオタマジャクシやアメンボなどの生き物がいたのですが,それは稲に影響がありますか?」「虫以外で稲に被害が出るものはありますか?」など,子供たちからたくさんの質問が出され,JAの方は詳しく答えてくださいました。その答えからまた「鳥からの被害を守るためにはかかしを作らなきゃ!」「毎日田んぼの様子を観察しなきゃいけないね。」「田んぼの様子を毎日日記に書こう!」と意欲を燃やすたいようの子供たち。農家の方の苦労に視点を当てて考え始めた子もいます。子供たちの探究心に火が着いたようです。今後の活動にご期待ください。


2020年06月01日 横澤 玲奈