1年 ひまわり__

スエトシ牧場の藤原さんからお手紙が届きました。



 スエトシ牧場の藤原さんから1年生の子供たちに向けて、お手紙が届きました。

 スエトシぼくじょうのふじわらです。1年生のみなさん、こんにちは。
 1年生のみなさんが、5とうのヤギさんのおせわをいっしょうけんめいがんばってくれていることをほかりせんせいからききました。5とうのヤギさんたちもよろこんでくれているとおもいます。ほんとうにありがとうございます。
 きょうは、1つみなさんにかんがえてもらいたいことがあっておてがみをかきました。みなさんがすんでいるところは、これからゆきがたくさんつもってくるときいています。
 そこで、そろそろ5とうのヤギさんをスエトシぼくじょうにもどすためにむかえにいきたいとおもっていますが、みなさんはどうおもいますか?



 さっそく藤原さんからのお手紙を子供たちに読み聞かせしました。読み聞かせをした直後には、「ヤギさんたちをスエトシ牧場に帰したくない」「初めはヤギさんたちを怖がっていたけど、今では仲間みたいに仲良くなったからお別れするのは悲しい」とたくさんの子供たちが話していました。話合いが続くと、「雪が降って寒くなってヤギさんが死んでしまうのが一番いやだ」、「ひまちゃんも寒そうにふるえていたからヤギさんの命を守るにはスエトシ牧場の方がいいと思う」、「スエトシ牧場はヤギさんたちが生まれた場所だから牧場に帰った方がいい」、「お父さんヤギも心配しているから家族一緒に過ごした方がヤギさんも幸せだと思う」などの意見が出てきました。「ヤギさんのために・・・」「ヤギさんの幸せを考えると・・・」子供たちは、真剣に話合いを続け、スエトシ牧場に帰った方がいいと思う子供が増えていきました。



 子供たちの話合いの結果とスエトシ牧場の藤原さんの思いを合わせて、12月19日(木)に「ヤギさんとのお別れ会」(9時から)を行うことに決まりました。残り少ない日数ですが、子供たちとヤギさんたちが心を通わせることができるように活動を進めていきます。


2019年12月13日