移杖式では、あおぞらっ子一人一人の表情や演奏・演技から…「最後！」という覚悟や思いを感じました。そして、きらめき学年のみんなに思いをしっかりと引き継ぐことができました。

マーチングバンドを引き継いでから1年間。本当にいろいろなことがありました。時には互いの思いをぶつけ合いました。本気で涙を流しました。本気で怒りました。本気で笑いました。仲間と喜びや達成感を分かち合いました‥‥。1年間という長い時間をかけ、目の前で起こるリアルな問題を乗り越えながら、「仲間とは？」「よりよい人間関係とは？」「みんなのために自分は何ができるか？」「今、自分は何をすべきなのか？」などについて考え続けてきました。

子供たちはマーチングバンドの活動を通して、仲間とのかかわりを深めながら「よりよい人間関係の在り方」や「人間関係の築き方」について学びました。このことは、今後さらに活躍の場を広げ、多くの人とかかわりながら生きていくあおぞらっ子にとって、大きな財産になったことでしょう。
　移杖式も終わり、いよいよ「卒業」の足音が大きく聞こえてきました。「みんなでつながる」をテーマにしての活動は、移杖式で終わりではありません。卒業に向けてさらに「つながり」を深めていけるように残りの時間を大事に過ごしてほしいと願っています。